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<プロフィール> ヒストリカルファゴット 二口 晴一

高校時代より大阪市ユースオーケストラに所属しファゴットを演奏する。甲南大学(法学部)在学中より延原武春氏のもとで室内楽を学び、テレマン・アンサンブルでバロック・古典音楽を中心に演奏活動を始める。日本各地でヴィバルディの協奏曲等を演奏。1984年にテレマン室内管弦楽団とモーツァルトの協奏曲、1987年には「ソウル国際音楽祭」に同楽団のソリストとして参加。同年、リサイタル開催。在団中の1985年に日本テレマン協会(室内管弦楽団・合唱団)がサントリー音楽賞を受賞。

1990年からヒストリカルファゴットの演奏を始め、以後は、東京バッハ・モーツァルト・オーケストラをはじめ、北とぴあ音楽祭、蔵の街古楽音楽祭、福岡古楽音楽祭などの音楽祭に出演するほか、バッハ・コレギウム・ジャパンのJ.S.バッハ・カンタータ全集のレコーディングで活躍した。

レコーディングではA-392から415の複数のピッチで異なる楽器を駆使し、カンタータ全集vol.5(BIS)におけるBWV.155のオブリガートは英グラモフォン誌にその巧みな演奏を絶賛された。
ヨハネ受難曲のバロックコントラファゴットでの演奏。録音は日本人では初。

2000年に津田ホール、琵琶湖ホールにてクラシカルファゴットによるベートーベンのトリオ演奏を最後に演奏活動を休止。2015年、唯一所有していたフレンチバスーン(Triebert製:20世紀初頭)を手に演奏を再開。オールドバソン、ヒストリカルファゴット奏者として現在に至る。ファゴットを西村孝志、森泰夫、宇治原明、G.プフィッツェンマイヤーの各氏に師事、ヒストリカルファゴットを堂阪清高氏に師事。

・・・・以下、英グラモフォン誌より抜粋(翻訳)・・・《わが神よ、いつまで、ああいつまでか》(BWV155)の「聴きもの」は、ファゴット・オブリガート付きの、憂いを帯びた(メランコリックな)アルト・テノール二重唱だ。声楽パートが嘆きの性格を呈示しているところに、素晴らしく技巧的なファゴット独奏がアルペジオで魅惑的な第三の声部を与えている。・・・・米良と桜田亮は、哀愁漂う二重唱で絶妙なバランスを保っており、そこに清澄なファゴットの演奏が加わって、この三重唱が目を見張るほど美しいものになっている。

これまでに演奏した楽器のリスト

<モダン楽器 ドイツ式>

sonola

shuleber

puchner

heckel 6000/9000/7000/11000


<ヒストリカル楽器>

eiseimenger(G.wolf:A=430)

eichentopf(O.cotte :A=415) TCM

Prudent(O.cotte :A=415) TCM

anknown tipe(O.cotte :A=392) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ

anknown tipe(O.cotte :A=392) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ

Prudent(P.de..konig :A=415) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ


eichentopf kontra Fg(P.de..konig :A=415) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ

Pourtox (1830/paris:A=430) J.S.Bach/Johnes passion/BCJ

Grenser (P.de..konig :A=430) TBO

Triebert(1900?/paris:A=440)

Buffet 3000#(1940?/pris:A=440)